三浦綾子の「泥流地帯」を読んでみて思ったこと

学生時代から三浦綾子の本が好きで、久しぶりに読んでみようと思い「泥流地帯」を手に取った。もう何度も読んだのでストーリーはわかっているつもりだったが、忘れてしまっていることも少なくないことに気が付いた。試練、苦難の意味とは何かを考えさせられる作品なのだが、それこそが人生の醍醐味だと思っている。最近、ある本を読んで物事にはプラスとマイナスの両方があることを意識することで、苦しいことや辛いことに含まれているプラス面と嬉しいことや楽しいことに含まれるマイナス面の両面が見えるようになることを学んだ。だから、そのどちらをたくさん捉えるかで、起こったことが自分にとって良いことなのか悪いことなのかが決まってくるのだ。なので、泥流地帯の主人公たちの試練は、本当に涙なしには読めないが、でもその試練を乗り越えたことによって新しい道が開けていることがわかる。また、辛い出来事があっても、必ず助けてくれる人や味方になってくれる人などが現れて、マイナスだけではないことがよくわかるのだ。お気に入りの書斎で、思いがけずとても有意義な午後を過ごせた。ミュゼ 初めて不安